SSブログ

スルー・リスク「電力不足」vol .17 [役所]

CA3A019401assyuku.JPG                                                                    スルー・リスク「官庁事情」vol .17
官庁営業や法務専業で、避けたい「リスク・シリーズ」

「スルー・リスク」電力不足!
                                                               

関西電力に対して、筆頭株主である大阪市と府は                               来月上旬に 「可及的速やかに全ての原発を廃止」、                               原発推進団体の「電気事業連合会(電事連)脱退」を                              株主提案する方針。(毎日新聞 2012年3月18日)

先に東京電力の唐突な料金値上げ発表の事もあり、                             今年の夏も更なる 電力不足と節電対策が見込まれる

こんな折りに 豪雪地方の役所や研究機関の                                  取り組みが注目されている。

自然エネルギー「雪冷熱」に熱い期待
◇木のチップかぶせ夏も雪保存
(毎日新聞 2012年3月19日)                                           北海道内陸部の美唄市の雪原に、巨大な雪山が                               次々出現している
なかでも“総雪量”3200トン、                                            底辺25メートル×43メートル、高さ6メートルの                                 過去最大の研究雪山を、産学官でつくる                                     「美唄自然エネルギー研究会」が手掛ける。                                   雪の中には、コンテナの貯蔵庫などが埋め込まれ                               表面は チップ材で覆えば、夏でも保存が可能。

雪冷熱は溶ける際に、雪1トンで石油10リットルの                               発電エネルギーに相当する。                                            全国の除雪量は毎年5000万トンと推計され、                                 その半分でも冷房や冷蔵に使えれば、                                      石油25万キロリットル分を節約。

美唄市などは、雪冷熱でインターネットのサーバーを                              冷やす「ホワイトデータセンター」を提案し、                                    既に数社が手を挙げている。                                            冷房コストは首都圏の20分の1に抑えられるという。                             他の利雪例では、                                                     新潟県上越市では、農業生産組合が                                       地域の特産品である棚田米の貯蔵に利用                                    同県柏崎市の福祉施設では、                                            雪庫にためた雪による冷房システムを導入。                                    政府も                                                          「雪冷熱エネルギー」を新エネルギーと位置づけ、                               経済産業省や国土交通省、農林水産省がそれぞれ、                             補助金などで施設整備を支援していく事に。

案外 小さな地方都市の役場のほうが                                       低コストで実施可能な電力不足対策が進むようである。                            すでに 体力のある企業は、                                             LED照明の導入済みで、IT活用で省エネ節電モードや                            電力の使用状況を管理できるスマートメーターを導入、                              さらに                                                           出力1000キロワット級の自家発電装置や                                    大規模な太陽光発電所(メガソーラー)の設置を                                 進めるものの 相当なコストがいるのも事実。

小規模工場や商店、事務所などは                                         せめてもの LED照明導入へ。

そう言えば 昨年の夏は                                                クーラーを入れずに 扇風機で我慢しましたね。                                 

雪山作りができなくても、「スルー・リスク」電力不足!

                                                                                                      DIGTAL NET BOOK 「HOW TO役所ナウ?」
COPYRIGHT(C)2010 木嶋行政書士事務所 ALL RIGHTS RESERVED


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。