スルー・リスク「通信障害」vol .15 [営業]
スルー・リスク「官庁事情」vol .15
「スルー・リスク」通信障害！
官庁営業や法務専業で、避けたい 「リスク・シリーズ」vol.15 「スルー・リスク」通信障害！
国の省庁機関や防衛関連企業へのサイバー攻撃が 話題になり、官公庁のセキュリティ管理の強化や 職員の偽メール対応対策も話題に。
官庁営業で厄介なのが、情報交換や資料通信で 大概は FAX通信を求められること。 現に、官公庁のFAX回線は24時間稼働しており 法改正資料などを 上級官庁から出先機関や地方自治体へ 延々と、深夜も送信が何時間も続くという のが現実です。 そもそも、役所自体が通信障害状態なのです。
そこで、困るのが官庁営業企業からの 営業資料や要求された契約書・請書・見積書等の 下書きや校正資料の急なやりとりである。 兎に角 何時もFAXが繋がらない事が頻繁に発生します。
よって、相手の部所へのメール送信が最近は主流に、 しかし、これも迷惑メールへの対策が進み 送信エラーが頻繁に起こります。 また、受信側のアドレスが役所の部所単位や 個人宛など煩雑で、 未確認のまま放置されてしまう事もよくあります。 以前に 迷惑メール削除の操作ミスや、宛先部所の誤送信で 指定期日に、「大事な公文書が進達されない！」、 「連絡が無かった！」、 否、「送信したが見てないのでは？」 といった水掛け論で大騒ぎしたこともありました。
大体役所というところは、他部所へ誤着信しても 親切に転送などしませんし、発信者も面倒なので 部室課名や担当者名を省略して送ってきます。
こんな役所の不効率な情報連絡に対して 営業担当者は ほとんど日中は外回りですから 夕方に帰社してから 役所に連絡をいれたら 5時過ぎに閉庁しており、アポが取れないので
携帯電話・モバイル通信・スマートフォン等 当たり前の通信手段でのアポ連絡や連絡情報等 メール送信もやむを得ません。
しかし、これがサーバーのダウンなどで 本当の通信障害が起こると大変です。 機密情報が他人に見られることに！
例えば 「ＮＴＴドコモ：メール不具合、１０万人に影響の可能性」 （2011年12月21日毎日新聞） ２０日午後２時以降に、利用者の問い合わせで判明し、 同日午後６時ごろには解消したが、同社では引き続き、 決済などのサービスを一時停止している。 再開は２２日午前中になる見込み。
不具合は、自分のメールアドレスが別のアドレスに 置き換わる現象。 メールを送ると受信した側には別のアドレスが表示され、 返信するとその別のアドレスに送信されてしまう。 ２０日午後０時２２分に発生した 関西地区での回線混雑時に、サーバー内で 電話番号とＩＰアドレスの関連付けの不具合が原因。 ｓｐモードの利用者は約６７０万人。
これに先立つ13日、
「ＮＴＴドコモ：ｉコンシェルで情報誤配信 原因は設定ミス」
（2011年12月13日毎日新聞） ＮＴＴドコモの情報サービス「ｉコンシェル」に加入している 携帯電話の一部で、１２日午後８時１８分、 情報配信トラブルが起きた。地震発生や気象注意報、 台風接近などの誤った情報が流れた。 １３日午前６時半に復旧。同社によると、 配信設定を誤ったことが原因という。
ｉコンシェルの利用者は全国約５８５万人。
公共施設の災害時危機管理業務受託の 担当者は多分慌てたと思います。 直ぐに連絡の取りにくい官公庁施設担当へは メールで、即時対応している筈ですが、
誤りの緊急災害メールも大変ですが 官公署宛のメールが、他社へ返信するなんて、 想定外の「通信障害」ですね。
官庁営業リスク回避 「スルー・リスク」通信障害！
官庁リスクを、上手くスルー出来れば、
官庁営業も、ずっと楽になりますね。
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